不安障害が障害年金申請してみた。④
↑前回の記事です。
受付のお姉さん(看護士か医療事務か不明)に、障害年金はもらえないかもというジャッジを下されてビクビク怯える不安障害の私。
ドキドキしながらお医者様のもとへ。
面会室に入ると、最近どうですか、といつもの質問が飛んできます。
この先生は一応主治医ということにはなるんですが、別の先生の日にかかってたりしたので会うのは久しぶり。
なので、前の診察から今まであったことを説明。
・生理が遅れたこと
・眠りが浅いこと(いつも朝4時、5時に起きてしまうこと)
・ご飯が食べられないこと
を説明しました。
包丁で宅急便を滅多刺しにしたことや、会社の網戸を頭突きで壊しそうになったことは言わなかったですw
(というより、診察ってここまで詳細に話すタイミングがないんですよね…)
先生、いつもの苦笑。
この苦笑いが苦手です…たいしたことないじゃん、って失笑されてるみたいで。
とりあえず薬を変えますね、とのこと。
そして本題。先生はこうおっしゃいました。
障害年金は不安障害だとまず通らないですよ。
障害年金っていうのは、長くうつにかかった人がもらうものですから。
…
……
…………あ、ハイ。
とりあえず今回は様子見。また来てください、ってことで診察終了。
じゃあ手帳はもらえるのですか?
などと聞ける余裕はありませんでした。
受付で支払い終了。
受付のお姉さんから、障害年金用の診断書用紙を突き返されたとき、私のなかの「何か」が溢れる感覚がしました。
来ましたね、パニック発作。
不安感、からの涙、どうしよう、どうしよう。
とにかくショックが大きいと、私のなかの赤ん坊が暴れ出します。
訝しがるお姉さんを尻目に病院を抜け、一階のエレベーターホールで発作。
涙を流し、口の中だけの浅い呼吸を繰り返し、体が痺れたように動かなくなります。
重力つえー!の状態ですね。
その間、私の前を何人かが通り過ぎました。
私に構う人は、誰もいません。
そうだろうな、という思いと、言いようのない孤独感で、なかなか止まらない発作。
体を引きずりながら薬局へ向かっていた時、通りすがりの人が薬局への扉を開き、助けてくれました。
私はほうほうの体で薬局に書類を提出。
薬局のお兄さん、具合悪かったんですか、と聞いて来ます。
障害年金もらえなかったからだよ、と言えるはずもなく、ショックがことがありまして…と息も絶え絶えに答えました。
その後、貰った薬を飲みつつ、どうにか動けるようになったのが30分後ぐらい。
この後、待っていてくれた友達と合流したのですが、
正直、友達と約束してなければ、
川に飛び込んでたと思います。
(最近、パニックになるとこういう衝動が多発します)
というわけで、不安障害の私の障害年金申請は、失敗に終わりました。
お金を貰うどころか、メンタルクリニックでかなり精神がズタボロになってしまった訳ですが……
以下、私が得た情報のまとめです。
- 不安障害で障害年金申請は難しい
- 年金事務所は予約してから行くと良い
- 普段から主治医との信頼関係は大事
不安障害が障害年金してみたチャレンジは今回の記事で最後となりますが、
主治医にせせら笑われた私の受難はここからが始まりですので、良かったら↓の記事も見てくださると嬉しいです。
私が精神科への信頼を無くすと同時に、精神科への認識の甘さも露になった良記事と自画自賛しておりますw