×セカンドオピニオン ◯ドクターショッピング
今回はセカンドオピニオン、ならぬドクターショッピングのお話です。
精神科通院に関する私の勘違いと認識のズレ、それが如実に現れたエピソードです。
先週より体調がおもわしくなく、相変わらず病院にお世話になってます。
しかし今回は、いつもとは別の病院。
いつもお世話になっている病院で不安発作を起こし(↑この記事が原因です)、正直この病院・医師への信用をなくしてしまったため、過去一度だけかかった別の病院に行くことにしたんです。
しかし、これが大きな間違いでした。。。
向かったのは、家から1時間30分ほどかかる、都市内の病院。
ちゃんと症状を伝えられるかな…
前の先生のように冷たくされないかな…
いつもの不安に支配されながら一時間半かけていきます。
この間は、ジャングルの奥地を歩むような、不安と期待が大きい不思議な時間でした。
そして診察。
先生に、どうしましたか?と聞かれたので、これまでの経緯を話しました。
別の病院にかかったこと、会社通いが大変なこと、を説明。
すると先生、「あなたはどうしたいんですか?」と質問してきました。
……うわぁああ。
これは、「どういった手段で?(how?)」ではなく、
「あなたはどうしたら満足するのですか(what?)」のニュアンスでした。
息も絶え絶えに会社をお休みしたいほうがいいのかと…
とお話すると、
先生「(苦笑)いや、そうではなく、
貴方はどういう風に病院にお世話になるつもりなんですか?」
と聞かれました。
そんなのこっちが聞きたいんですけど…(涙
今となってわかったんですが、紹介状もなく別の精神科にいくことは、セカンドオピニオンではなくドクターショッピングと呼ばれ、敬遠されるとのこと。
そんなことなど露知らず、私はとりあえず新しいお医者さんに窮状を聞いてもらいたい一心で精神科を訪れていたので、先生との認識がズレたというわけです。
(さらに後から調べたところ、こういった精神科にいく人と先生との認識のズレは多いようです。
私のように話を聞いてもらいたいがために精神科にいくと、先生にろくに話は聞いてもらえず、薬ばかり処方されて苦しい思いをした、という体験談を多く発見しました)
先生は「カウンセリングを受けるとか、お薬を飲むとか、色々…対処があるんですけど」
さらに、「紹介状がないと(困ります)」と、はっきり言われてしまいました。
他にも、先生にいろんなことを言われたのですが、
私は、ただ話を聞いてもらいたい、別の医師とは違う診察を受けたい、と思ったのにこういった対応で、あまりにショックで、私は泣きじゃくってしまいました。
診察終了後、ふらふらになりながら病院を後に。
後には、深い後悔と、強い精神的疲労が残りました。
安易なドクターショッピングはすべきではない、むしろ医療者にとっては迷惑行為。特に精神科は要注意。
このことを深く思い知った一日でした。。。が。
そのことを知っている人はどれぐらいいるでしょう?
前の医者が信用できないから別の医者にかかってるのに、前の医者の紹介状を受けたうえで別の医者に…って、あんまり意味がないような。
かかりつけ医師を信用できない不安障害の方、ぜひぜひご意見をお聞かせください。