不安障害と抑うつで借金ありますが休職中です。

不安障害・抑うつ障害持ちで借金200万あるアラサー独身女が、休職中に役立つ情報や日々ポジティブに過ごせるような情報をお届けします。

不安障害→寛解からの復職はどうして失敗した?:反省と提示編

 

↓前回の記事の続きです。

 

rosuria.hatenablog.com

 

不安障害から一度は復職した私ですが…

 

会社側から社会人扱いされず、

自分でも存在意義に悩んだ結果、

 

再び休職してしまいました。

 

 

再び休職をするようになった直前の状態

 

 

一度は復職した私が、ふたたび休職するようになった直前の状態は、

ブログの古い記事にも記してあります。

 

 

rosuria.hatenablog.com

rosuria.hatenablog.com

 

うーん…

迷走してますね(苦笑

 

仕事を頑張っているのに頑張れてなかったり…

障害年金を受給しにいったり…….

「なにがしたいんですか?(失笑)」と言ってのけた最悪の医者にかかったり……

結構生々しいです。

 

 

さらに、まだ記事にはしてませんでしたが、暴力衝動が半端なかったです。

 

Kさんとか、過去の部署の上司とか、仕事をしない人任せの同僚へ対する憎しみが溢れかえっていました。

 

結構、自分としては危険なとこまで行ってたと思います。

 

不安障害持ちの私は復職中どうするべきだった?

 

 

さて、では結果として休職の末に退職という最悪の結末を迎えた私でしたが、

復職したとき、どうすべきだったかを、冷静に考察したいと思います。

 

復職中の私なりの努力 

 

まず、、、

復職した当時の私は、私なりに自己流の努力はしていました。

 

運動をしようと、ジムにいったり、、、

残業はしなかったり、、、

休日は出かけたり、、、

映画を観たり、漫画を読んだり、、

好きなことをするべきだ!と開きなおってパチンコに行ったり、、、

 

確かに、頑張ってはいましたし、多少の気晴らしにはなったと思います。

 

しかし、当然ながら全てのことにお金がかかりました

自分で病気をなんとかしようと画策した結果、

ギャンブル代と娯楽費が増え、借金は増える一方だったのです。

 

それがどんなに自分を追いつめているかも感じられずに……

 

復職中はメンタルクリニックへ行かなかった

 

 

さらに、仕事に復帰していた間、私はかかりつけのメンタルクリニックへ行きませんでした。

 

それは、薬への不信、主治医への不信から選択した行動でした。

(薬を飲んで悪化した、という人を見てきたもので、今でも正直疑っているところはあるのですが……)

 

ですが、それは復職した人間の結果として間違ってましたね。

 

少なくとも、安易な断薬と医者通いの中止は、

判断力の鈍っている精神疾患当事者が決定すべきものではありません。

 

復職中は、本当は何をすべきだった?

 

 

以上のような復職中の私の行動全ては、空回りだったと思います。

 

そしてそれが、更なる症状の悪化、「抑うつ」へと繋がっていったのです。

 

今にして思えば、復職して安定した仕事と給料がもらえているのですから、

自分でしっかり自己分析をすべきだったと思います

 

それは表面的な自己分析ではなく、

 

自分が人生で何をしたいか、

そのために何をするべきか。

 

そういった、人生の根本的な問題です。

 

今もまだ模索中ですが…

ゆっくりと、結論に至りたいと思います。

今は、時間はいっぱいありますからね。

(といって、焦らずにはいられないのが私ですが(^^;

 

精神疾患者を受け入れた会社はどうすべきだった?

 

 

さて、自虐はここまで。

 

今度は逆側。

企業側は私に対してどうすべきだったか?について述べたいと思います。

 

逆ギレと言われてしまえばそれまでですが、

これだけは復職経験者として、断言したい。

 

精神疾患を抱えている人間の、企業側の中途半端な受け入れ態勢は、

神疾患者と監督者だけでなく、職場全体のメンタルヘルスを低下させます。

 

復職者(私)を受け入れた企業の問題点

 

 

私の勤めていた企業は、従業員数50人に満たない中小企業で、

私が初めての精神疾患者ということもあって、受け入れ態勢は不十分でした。

 

私以前に障害者雇用もしておらず、

そういった講習会にもいっておらず、

もちろん、産業医もいません。

 

もともと、「仕事がデキる人間」だけに仕事を任せる会社だったので、

(そのせいで私も潰れたのですが)

会社は私の上司である主任(既婚、子持ち)にだけ、精神障害者の私の世話を押し付けてました。

 

その結果、、、

主任は子育てと家事、仕事と私の世話でかかりきりになり、

当事者の私も、うわぁ…と思うほどひどい状態でした。

(お前が言うなって感じですよね…)

 

私としても、申し訳ないな…という気持ちでいっぱいになり、

主任に、頼ったり相談することは出来ませんでした。

 

障害者雇用は企業の義務となる

 

ですが、

精神障害を含めた障害者のケアは、企業全体が努力しなきゃならないことです。

 

↓の記事でもまとめましたが……

 

 

 

rosuria.hatenablog.com

 

 

2018年4月から、障害者雇用促進法が改正されました。

これにより、精神障害者の受け入れを検討する企業が増えるでしょう。

 

実際に雇用する前に、

企業側も、精神障害者について知る努力をしなければならないのです。

 

決して、仕事がデキるという「ごまかし」のもと、右も左もわからない人間に任せていいものではありません。

 

それを受けてか、

現在「メンタルヘルスマネジメント検定」という資格が注目を浴びています。

 

安全衛生教科書 メンタルヘルス・マネジメント(R)検定II種・III種 テキスト&問題集 第2版

安全衛生教科書 メンタルヘルス・マネジメント(R)検定II種・III種 テキスト&問題集 第2版

 

こんな感じです。

私も本を買って、セルフケアコースとラインケアコースの勉強をした時期がありました。

 

ユーキャンでも人気の講座として紹介されているようですね。

 

企業の方も、こういった講座を労務担当者に受けさせるなり、

精神障害者受け入れに対して、何がしかの努力をしてほしいものです。

 

 

まとめ:偉そうでごめんなさい

 

 

最後に、長々と自分語りをしてしまいましたが……

 

私がこんな記事を偉そうにまとめた理由としては、

何よりも、贖罪の気持ちです。

 

もちろん、私が不安障害を悪化させた原因は、会社にあります。

これだけは譲れません。

 

でも、やっぱり個人的な感情としては、

私を受け入れてしまったことで、

会社にたくさんの迷惑をかけてしまって、謝りたい気分でいっぱいです。

 

特に、主任と部長は、

私のために色んな配慮をしてくださったのに、

結局復帰もできず、退職してしまいました。

 

私が自己管理をして、しっかりしてたら、

あんなに迷惑はかけずに済んだのかな…と思っています。

本当に申し訳ないです。

 

 

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 申し訳ありませんでした。


でも、

過ぎたことを悔いても、メンタルヘルスに良くないってことは確かです。

(ただでさえ、毎日自分を責める病気なので……)

 

私に出来ることは、

不安障害や抑うつといった同じ悩みを持つ方、

そういった方を受け入れる企業の人事の方に、

少しでも役立つ記事を書くことかな、と思っています。

 

自己欺瞞ですが、これにて今回の記事は終わりです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 

(復職中に起こった細かい”復職あるある”なんかは、

漫画にしてまとめてTwitterにあげようかなと思っています。

へたっぴですがそちらもよろしくお願いします)

 

それではまた明日。