精神疾患で社会復帰難しそうだから在宅ワークしてみた~ライター・基本編~【体験談】
こんにちは、ろすりです。
昨晩、初めてレメロン30㎎を服用したんですが……
眠気も15㎎のときとあまり変わらず、身体のだるさもないので、
ひとまず安心です。
精神科の薬の良し悪しは、
本当に色々なところで話を聞いたり、目にしたりしますが……
自分が病気という意識を持つためにも、しっかり飲もうと思います。
さて、今回は前の記事でもちょこっとお話ししました、
在宅ワークについて、お話ししたいと思います。
- 私が体験した在宅ワーク
- 在宅ライターの良いところ・1:文章力がつく
- 在宅ライターの良いところ・2:いつでもどこでも書ける
- 在宅ライターの悪いところ・1:クライアントの質が悪い
- 在宅ライターの悪いところ・2:単価が安い
- 在宅ライターの悩むところ:よくも悪くも自分次第
- まとめ:在宅ワークの知識を得てからリハビリに役立てよう!
在宅ワークなんて楽そう!私にでも出来そう!と思っていただくのは……
全然OK!wです。
むしろ、それぐらい敷居が低いことが、在宅ワークのアドバンテージですから。
ただし!
じゃあ在宅で十分稼げるんじゃん!と思うのはいささか早計。
在宅ワークを出来ることと生活できるぐらい稼ぐことは全く違います。
やっぱり在宅には在宅の難しさがあるので、その辺も含めて、
在宅ワークのメリットデメリットをしっかり挙げていこうと思います。
特に、私のような精神疾患持ちにとって、在宅はどうだったかをご説明しますね。
私が体験した在宅ワーク
私は、クラウドワークスやシュフティ、ランサーズなどといった
クラウドソーシングサイトでお仕事を紹介してもらって、仕事をしていました。
こちらのサイトには様々なクライアントさんがいて、
色んなお仕事を紹介してもらいます。
紹介、といっても堅苦しいものではなく、
サイトに載っているお仕事情報に申し込むだけです。
面接はもちろんありませんし、口座情報はクラウドソーシングサイトに登録しているので、特に怪しいと言ったこともありません。
(といっても、最初はやはり心配しましたけど……(^^;)
それらのクラウドソーシングサイトで紹介されているお仕事のうち、
代表的な仕事はやはりライティングです。
ライティングは、
主にブログ記事作成やまとめサイト(キュレーションメディア)の記事を作成します。
私は年間で、2000文字以上の記事を150は書いたと思います。
主に書いていたのは、漫画やアニメ、映画のレビューやまとめ記事などです。
(なので、漫画や映画にちょっと詳しいんですw)
単価はクライアント(依頼者さん)によりますが、大体文字単価0.5円でした。
頑張れば、ひと月に十万円以上は稼げると思います。
(実際、私はそれに近いぐらい稼いだことがありました)
では、次項からどんなメリットとデメリットがあるか詳しく紹介します。
在宅ライターの良いところ・1:文章力がつく
まず、ライターをすると基本的な文章力が磨かれます。
といっても、作文とか小説の文章力とは違うベクトルのものです。
「てにをは」とか、句読点の入れる間とか、改行とか……
こういったブログとかの書き方の勉強になるんですよ。
特に私がイチオシしたいのは、推敲力が磨かれること。
自分の書いた文章って、意外と読み流しちゃいますよね。
でも、お仕事で文章を書くんですから、
書いたものをしっかり読んで誤字脱字もチェックします。
なので、あれ?ここの送り仮名変だな?ってことがすぐわかります。
慣れていけば、それが習慣になるので、
お仕事上でも結構役に立ちますよ。
(私はデータ入力をしていたんですが、名前の誤変換を探すの本当に得意になりました)
文章力は書けば書くほど洗練されるものですから、
ブロガーになりたい!って人とか、
作家志望です!って人は、日課がてらの在宅ライターも良いと思います。
在宅ライターの良いところ・2:いつでもどこでも書ける
もう一つ、良いところは、場所と時間を選ばず仕事が出来るってことです。
私は朝5時6時に起きてすぐにライティング原稿を書いて、
そこから仕事に行ってました。朝活ってやつですね。
あとは、休日にお気に入りのカフェで 原稿を書いたりしていましたね。
陽の浴びるテラス席で美味しいコーヒー飲みながら原稿やる……
作家になったみたいで、幸せな気分になりますよw
あと、精神疾患で、寝る時間が不規則って人も多いと思います。
あるいは、集中できる時間が限られている人も。
真夜中に元気でも、仕事なんかできないだろ……って普通は諦めますよね。
そういう人にも、在宅ライターは合っていると思います。
人目も気になりませんし、
時間も大体余裕がありますし、
リハビリにもいいのではないかと個人的に思います(あくまで私の意見です)。
在宅ライターの悪いところ・1:クライアントの質が悪い
では、良いところを言ったところで、次は短所。
まずは、これを声を大きくして言わなければなりません。
クラウドソーシングを利用するクライアントは、80%が素人です。
素人っていうのは、事業をしているという意識が低い人が多いっていうこと。
レスポンスを返さないのは当たり前。
出された依頼に対して申し込みしたのにも関わらず、返事をしない人が圧倒的に多いです。
私が遭遇したなかで一番厄介だったのは、
100%自分で書いた原稿を、コピーライト(パクり)と決めつけてくるクライアント。
これには少々事情があるのですが……
簡単に言っちゃうとコピペは、
ブログやアフィリエイトで稼ごうと思っている人にとって都合が悪いんです。
なのでクライアントさんは、コピペチェックツールを使っているらしいのですが、
このツール、はっきりいって誤爆が多いです。
にもかかわらず、引っかかったといって確認もせず、
コピーライトと決めつけて 原稿料を出し渋ったり、
態度が冷ややかになるクライアントが多いこと多いこと……。
さらに、単価が安いクセに、注文が非常に多いクライアントも注意が必要です。
これは実際仕事をしてみないとわかりませんが、
基本的に、短い期間に何度も依頼出しているクライアントはやばいと思っていいです。
それだけ請け負った人が逃げているという証拠なので。
ただし、報酬に関しては先払いの案件がほとんどで、
かつ、サイトの方に未払いを通報することが出来るので、
いくら非常識なクライアントでも、逃げられることはないとあまり思います。
不安障害持ち私は、人間不信が強く、信用できない人とは関われないので……
クライアントの人柄や仕事ぶりは、非常に神経を使うところでした。
クライアントに関しては、
少し怪しいかなぐらいの気持ちでいた方がいいかもしれません。
在宅ライターの悪いところ・2:単価が安い
これはもう色んなブロガーさんやサイトさんが言っていることですね。
クラウドソーシングで受注するライティングは、文字単価が非常に安いです。
0.5円でもまともなほう。
ひどいクライアントは、0.1円以下を平気で依頼してきます。
そういった依頼は、市場価格自体を暴落させるので、受けてはいけません。
そのような価格でクライアントからたまに依頼が来ることもありますが、
そういうときは強気で値段を上げましょう。
間違いなく、返信がこないので。(つまりその程度のクライアントなんです)
あと、単価が1円とかの案件でも、
画像選定が必要とか、厄介な+αがついていることが多いです。
それも、はっきり断ってください。
画像選定は時間がかかり、ルールも難しいので、時間単価に合いません。
在宅ライターの悩むところ:よくも悪くも自分次第
ライティングのお仕事は、当然ながら締め切りがあります。
多くは、一週間以内です。
一週間に多くの仕事を抱えると、精神的に追いこまれるんですよ。
受けたときは、
「美味しい仕事だ! やらなきゃ!」と飛びつくんですが、
実際やってみると、体調不良やメンタルの起伏でどうにもならなくなって、
結果的に締め切りギリギリまでやらず、さらに自分の精神を追いこむ……
なんてことが、私には多々ありました。
精神疾患の方が、リハビリ目的に在宅ワークをやるのはオススメできます、が、
自分の限界以上にやろうとすると、かえって悪化させます。
なので、やっぱり主治医の先生に相談してからやってみることをオススメします。
まとめ:在宅ワークの知識を得てからリハビリに役立てよう!
以上が在宅ワークについて、私の体験談をお話ししました。
今回はわりと抽象的な話でしたので、
機会があればもっと詳しくお話ししたいと思います。
(どこのサイトがオススメか、手数料が安いか、などなど)
最後に、私の意見ですが……
私がフォローしている、精神疾患を抱えた方は、
素晴らしい能力を持った方や優秀な方が本当に多いです。
もう、すごいんです。
本当に尊敬です。
今まで人生でどれだけ頑張ってらしたんだろう、努力をしてらっしゃったんだろうって、頭が下がる思いです。
そういった方は、在宅ワークにおいて強力な武器を持っています。
ライターだと、金融や証券の知識は高い単価で記事の依頼がありますし、
ライターの他にもプログラムやwebデザインなど、専門的な需要はたくさんあります。
もし、働けないよ……コミュニケーションに自信がないよ……という方。
ぜひぜひ一度、在宅ワークを見てください。
登録は無料ですし、仕事を探すのも大変ではありませんので。
長くなりましたが、今回の記事はここまで。
皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。
それでは、また。