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自己破産がバレる!? 破産者マップとは?

こんにちは、ろすりです。

今日は時事ネタ、というか、最近話題になっている

「破産者マップ」について記事を書きたいと思いました。

 

 ※注意

今回の記事は「破産者マップ」の脅威について注意喚起をする目的であり、

上記サイトへのアクセスを誘導しようという意図は一切ありません。

 

本記事を読んでくださった読者様に、

お節介ながら注意喚起をしたいという思いで記事にいたしました。

そのため、記事掲載時期も該当サイトの宣伝にならないよう、該当サイトにアクセスできなくなったことを確認した後に設定いたしました。 

ご了承頂ければと思います。

 

 

 

この「破産者マップ」とは、

自己破産した人の個人情報が、地図上に載っている

恐怖のサイトです。

 

自己破産した人の個人情報がネットに載っている…

私にとっては全く他人事ではありません。

 

というのも私は、

会社でのストレスが原因で

不安障害と抑うつ障がいを発症。

 

金銭コントロールが出来なくなり、

200万もの借金を負うことになってしまった人間です。

(詳しくは、過去記事参考)

 

 

www.wwwhuanndayoo.work

 

 

現在では、信頼できる弁護士さん(弁護士法人アドバンス )に出会い、

相談した結果、任意整理を選択し、返済していきましたが……

一時自己破産を検討した人間としては、この「破産者マップ」は

決して無関係ではないんです。

 

それでは、

このサイトについての詳細や、

問題点、そしてこれからどうなっていくかについて、述べていきます。

 

「破産者マップ」ってなに?個人情報が何が載っているの?

 

「破産者マップ」とは、先にも述べたとおり、

自己破産した方の個人情報が、地図上に記載されているサイトです。

 

よく比較されるのが、自己物件サイトとしてお馴染み「大島てる」

ですね。

私も「破産者マップ」を実際に見てみましたが、

「大島てる」によく似ていると感じました。

 

日本地図を拡大していくと、都道府県、市、町、さらには住宅の場所まで。

細かく、というか特定できるまで住所にチェックマークがあり、

そこに住んでいる人の「本名(旧姓まで!)」「何年何月に自己破産したか」

「届け出をした裁判所の名前」まで、しっかり載っていました。

 

「破産者マップ」の問題点

 

そもそも、「なんでここまで詳しく個人情報が載っているの?」

「どこで情報を仕入れたの?」

と思われるかもしれません。

 

私のブログ内でも自己破産と任意整理の違いについてまとめましたが、

ここで重要なのは、自己破産すると官報に載るということです。

 

この官報というのは、かいつまんで言うと、国の新聞のようなもの。

今回のように、破産者だけでなく、法令の公布、失踪者情報などが記載されています。

 

この官報、読んだことがない人も多いはずです。

 

官報は、特定の職業、一部の金融業の方のみ見ることが”多い”データでして、

一般の方は”ほとんど”目にすることがない情報です。

 

……そう、普通なら。

上で私が「~見ることが多い」「ほとんど~」

と曖昧な書き方をしているように、

一般の人が「見ようとすれば見れる」ものなのです。

 

官報はインターネットで誰でも閲覧可能ですし、毎日購読する人もいます。

 

しかし、存在すら知らなかった、という人の方が大多数だと思います。

私も、任意整理するまでは名前も知らなかったので。

 

つまり、この「破産者マップ」とは、

「一般の人が見なかった(あるいは、存在を知らなかった)官報の

情報を抜き取り、手打ちでサイトに入力したもの…と言われています。

 

「破産者マップ」がもたらした”厄災”

 

「破産者マップ」の問題点は、

言うまでもないことですが、個人情報の漏えいです。

 

しかし、個人情報の漏えいと一口にいっても、簡単には収まらず、

二重三重の大問題を抱えています。

 

まず、自己破産者情報が、不特定多数の人間が目にするネット環境に流れたこと。

 

さらに、ネットに流れた情報を完全に消すのは難しく、最悪、永久に残ってしまうこと。

 

そして一番の問題が、「破産者マップ」に自己破産情報を載せられた人が、

いわゆる「晒された」状態となり、今後の人生に多大なる影響を及ぼすことです。

 

この「破産者マップ」を気軽に見てしまった人のうち、

「あっ、このお隣さん破産してたの!?」

「え、あの同級生破産してたんだ…」など、

ある種の(悪辣な)好奇心を満たすだけに収まれば

――誤解を恐れず言いますが――まだいいのです。

 

例えば、企業の人事課の人が見ればどう思うでしょう。

「この応募者は自己破産してるな。そんな人間はうちの会社には置けない」

と内定を取り消してしまうかもしれません。

(こんなモラルのない人事担当はいないと思いたいところですが、

実際、私が関わってきた会社の中には、

こういう見方の狭い、信じられない人間がたくさんいます)

 

例えば、今から婚約したいという相手がいて、

もし「破産者マップ」に名前があれば、どうでしょう。

「えっ、私の彼氏、自己破産してる!?じゃあ、結婚して借金抱えるかもしれないの!?」

などといって、結婚に二の足を踏む人もいるでしょう。

 

あるいは、自分の子供が結婚するとなって、「破産者マップ」をして、

「娘の相手のご実家、破産してるのね。そんな家に娘はやれないわ」

などと考える親御さんもいるでしょう。

 

他にも、

例えば、ヤミ金などの金融業者が、

「こいつは金に困っているだろうな」

と、狙いを定めてダイレクト メールを送ることも出来ます。

 

「破産者マップ」管理人へのリプライを見ると、

実際に、

DV旦那の連帯保証人になっていたため自己破産せざるを得なかった人が、「やっとの思いで旦那のところから逃げてきて自己破産したのに、破産者マップのせいで住所が特定された!旦那に見つかる!」という人や、

自己破産すると就けない職業の方(公務員や金融機関の方)が、

「職場に内緒で自己破産したのに、破産者マップのせいでバレるかもしれない!」

と言った声が上がっており、すでにとんでもないパニック状態になっています。

 

このように、「破産者マップ」は、

ただ個人情報の漏えいというだけに留まらず、

「自己破産した人の未来を奪い取る」情報提供サイトといえるかもしれません。

 

「破産者マップ」に情報が載ったら

 

さて、ではこの「破産者マップ」に自分の名前が載ったら

どうすればいいのでしょうか。

 

現状、

この「破産者マップ」の管理人に依頼をして、

削除してもらうには条件が必要のようです。

 

なんでも、本人確認書類など、提出する必要があるとか。

 

…は?

なんで個人情報晒されたうえに、どこの馬の骨とも知れない

人間に個人情報渡さなきゃならないんでしょう。

…ちょっと…話にならないですね。

 

さらに、「破産者マップ」が拡散された頃に

問い合わせが殺到したのか、

「忙しくて削除には応じられない」といったコメントもあったとか。

 

このような信じられない対応によって、

「破産者マップ」の管理人は、

破産者からさらに個人情報を抜き取り、闇金名簿屋に売るのでは?

という疑念が寄せられています。

 

個人的意見ですが、私もそう思っています。

「破産者マップ」に名前が載って焦っている方も、一旦冷静になりましょう。

 

こういった事態を重くみた有志によって、

弁護団の立ち上げといった動きがみられるようです。

この経過については、またあらためてツイッターで情報提供出来れば、と思います。

 

まとめ

 

以上、「破産者マップ」についての記事でした。

 

このブログは、事態が明らかになった3月15日に書き起こしたものですが、

「破産者マップ」へのアクセスが不可になるまで、

掲載を控えてきました。

 

それは、私なりに自己破産した方への個人情報の配慮をしたためであり、

私のブログを見たことで「破産者マップ」に興味を持ち、アクセスしようと思った…

という人をなくすためです。

 

繰り返しますが、

今回の記事は「破産者マップ」の脅威について注意喚起をするものであり、

上記サイトへのアクセスを誘導しようという意図は一切ありません。

 

本記事を読んでくださった読者様に、

お節介ながら注意喚起をしたいという思いで記事にいたしました。

 

以上のことをご容赦頂ければと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

それでは、また。

 

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