必見!失業手当受給中に出来るアルバイトとは?―内職または手伝い編―
こんにちは、ろすりです。
今回は、前回の記事の続き。
私が未だに悩んでいる……
「失業手当受給中のアルバイト」の続きについて記したいと思います。
前回の記事では、
“決まりのワク”内の就職または就労について書きました。
今回は、“決まりのワク”を下回った場合、
内職または手伝いについて記事を書きたいと思います。
(注意:この情報はあくまでろすりの実体験であり、自治体によって違います。
アルバイトをする際は、必ずご自分の住んでいる自治体のハローワークに相談してくださいね)
- 失業手当受給中の内職または手伝いとは?
- 失業手当受給中の「内職または手伝い」となるアルバイトの条件
- 失業手当受給中の「内職または手伝い」によって損をする!?
- 【体験談】内職または手伝いについてハローワークに相談した らすごく適当なことを言われました
- 失業手当が減額されない額は、ハロワの職員さんに聞こう!
- 失業手当を減額されない一日四時間未満のバイトってあるの?
- まとめ:失業手当受給中のアルバイト(内職または手伝い)は難しい
失業手当受給中の内職または手伝いとは?
前回の記事内では、
“決まりのワク”内の就職または就労には、落とし穴がある、と書きました。
“決まりのワク”の内で働いて、
失業手当の給付日数を、減らさずアルバイト出来るのはもちろんありがたい。
しかし、私のように、
「月に貰えるお金が一円でも減ると困る」という人や……
(アルバイトは基本翌日払いなので、一時的に貰える金額が大きく減る)
「借金を抱えているから、少しでもお金を増やしたい」
と思っている人間もいます。
そんな人に許されているのが、「内職または手伝い」という制度です。
失業手当受給中の「内職または手伝い」となるアルバイトの条件
「内職または手伝い」とは、“決まりのワク”を下回る、一日4時間未満の労働を指します。
ちなみに“決まりのワク”を超えるのは週20時間以上となるのですが…
「内職または手伝い」の場合、週20時間を超えてもダメ、とは記されてません。
(ここについては、管轄のハローワークで解釈が異なるようで、
こちらも管轄のハローワークで確認をお願いします。)
そもそも「内職または手伝い」とは、元は「家事手伝い」や「自営業の準備」、「ボランティア活動」を意味するらしいのですが……
ハロワの職員さんに聞いてみたところ、週3時間程度のアルバイトでも良いみたいですね。
「内職または手伝い」の場合、所定の失業手当を貰えるうえ、
働いて得たぶんの収入はプラスで貰えます。
なので、私のように一円でも稼ぎたいという人間にはもってこいなんです。
ただ、ここからが問題。
「内職または手伝い」の場合、認定日ごとに収入額を申告しなくてはならないんです。
そして、“人によって決められた金額”によって、「失業手当が減額される」のです。
つまり、働き損になってしまうんです。
失業手当受給中の「内職または手伝い」によって損をする!?
この「減額」が難しいところで……
いくらアルバイトをしたら減額されるのか、人によって違うんです。
せっかく一日3時間程度のアルバイトをしたのに、
働いたぶんのお金が失業手当から減らされちゃうんじゃ意味ないですよね。
だから損をしないために、
自分が何円まで働いたら減額されるのか、前もって調べる必要があるんです。
しかし、この計算式が非常にややこしい。
私も色んなサイトを見て自分で調べようと思ったんですが……
結果、全然わからないw
なので、手っ取り早くハローワークで聞いてみました。
しかし、そこで私が耳にしたのは……驚きの回答でした。
【体験談】内職または手伝いについてハローワークに相談した らすごく適当なことを言われました
早速、地元のハローワークまで足を運んだ私。
ハロワの雇用保険課で対応してくれたのは、おじさん職員でした。
私が
「内職で減額されないようにしたいので、私の場合一日何円までなら働いていいのでしょうか……」と聞くと、
おじさん職員:「働いちゃうと基本もらえないと思います……たぶん」
「いくら働くと減額っていうのはわからないんですけど……」
との返事が。
たぶん!?
わからない!?
いやいやそれ、社会人が言っていいセリフじゃない!!!!
と、めちゃくちゃ驚きました。(っていうか本気で呆れました)
ちゃんと問い正したかったけど、
適当に話をされたらラチがあかないと地元のハローワークを見切り、
電車で30分以上かけて都市部のハローワークへ相談しに行くことに。
失業手当が減額されない額は、ハロワの職員さんに聞こう!
という訳で、電車代と時間をかけて、都市部のハロワの職員さんに聞いてみることに。
こちらで応対してくれた若い職員さんはPCを見てすんなりと、
「あ、ろすりさんの場合は○○円以上稼ぐと減額されちゃいますね」
と答えてくれました。
(私の場合は、基本日額のおよそ35%分以上稼ぐと減額になるとの回答でした。
およそアルバイトの最低時給2時間分程度の額です)
つまり実質一日2時間程度のアルバイトが適切、ということになります。
蛇足ですが、職員さんに感謝しつつ、別のハロワで聞いたことをそのまま伝えると、
若い職員さんは、「職員がわからないワケないんですがね…」と苦笑。
やっぱり、あのおじさん職員はかなりイレギュラーな存在だったようです。
なので、みなさんもハロワで怪しいことを言われた場合は、
多少面倒でも、別のハローワークに足を運んで聞いてみたほうがいいかもしれません。
失業手当を減額されない一日四時間未満のバイトってあるの?
さて、次なる問題。
失業手当を減額されないように、一日2時間程度のアルバイトを探してみよう…ということですが。
ここで大きな問題が。
まず、“決まりのワク”以下の一日4時間未満のアルバイトが非常に少ないんです。
さらに、減額されないように稼ごうとすると、一日2時間程度となり、非常に難しい。
なので、私も長いこと頑張ってバイト情報誌と睨めっこしていましたが……
はっきりいって、この条件を満たすアルバイトはありませんでした。
なので、もし私のように失業手当を貰いながらアルバイトをしたいという人がいたら、
1・減額されるのを承知して、一日3時間のアルバイトを探す
2・あるいは、在宅ワークで稼ぐ
というのが、現実的かなと思います。
私は在宅ワークを経験していたのでこなすことが出来ましたが……
在宅ワークについて知りたい!という人は、
いずれ更新する記事を読んでみてくださいね。
まとめ:失業手当受給中のアルバイト(内職または手伝い)は難しい
以上、失業手当を受給しながらアルバイトを探していた体験談でした。
「失業手当も満額貰って」「バイトもして」「なおかつ、減額されないように」
……なんて、ムシの良い話は難しいみたいですね……
なので、結論からいえば、失業手当を貰いながらのアルバイトは難しいです。
ただ、私のように在宅ワークをしたり、あるいはいいアルバイトを見つければ、
なんとか道が開かれますので、気長に情報を集めることをオススメします。
そして何より、
「たぶん」だの「確か」だの……
言うことが怪しいハローワークにあたったら、別のハロワに相談することをオススメします。
長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
それでは、また。